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現在日常的に使われているのは精神分析用語としての意味でしょう。
「情緒的に強く色づけされたイメージが複合した心理」や「抑圧された無意識の現実の行動への影響力」といったもので、わかりやすく言えばつまり「劣等感」です。
悪循環にはまらない思考を持ち続ける
世の中に劣等感を持たない人は存在しないはずです。
誰もがひとつやふたつは抱いているのですが、まったく気に掛けない人もいれば何かに掛けてそれを気にする人もいます。
どちらが好ましいかといえば、言うまでもなく前者でしょう。
劣等感を抱いていても何のいいことはないのですから。
劣等感はネガティブな思考なので、積極的な考えはもちろん行動も引っ込み思案になりがちです。
その考え方がまたネガティブな思考を呼び、悪循環にはまっていくのです。
劣等感を逆にチャームポイントにアピールする
劣等感を克服するための方法として、ネガティブな考え方をポジティブに変えるというものがあります。
つまり、劣等感を自分の長所にしてしまうのです。
いったいどういうことか?と思う人も少なくないかもしれません。
たとえばルックスや外見で悩んでいる人も多いかと思いますが、それらをネタにして笑いを取るとか、それを活かした特技を身につけるといったことです。
また、劣等感を抱いているポイントを逆にチャームポイントに変えるのです。
太っていることに劣等感を抱いている人はたくさんいますが、世の中には太っているほうが親しみやすいと考える人も大勢います。
性格に劣等感を抱いているなら、その性格を逆手に取るような行動で改善できるかもしれません。
人見知りやおとなしすぎるといった性格なら、なるべく人が集まるようなイベントや行事などに参加するのもいいでしょう。
最初は無理をしてでも参加しているうちに克服されるかもしれませんし、自分で勝手に人見知りやおとなしすぎると思っていただけで本当は親しみやすかったり人好きだったのに気づくこともあるかもしれませんよ。
自分自身に変化が現れるリズムを体感する
いろいろと悩んでいるだけでは何の解決にもなりません。
行動を起こさなくても考え方を変えるだけで自分自身に変化が現れるかもしれません。
ネガティブシンキングからポジティブシンキングへと変える努力をするだけでも、コンプレックスは少なくなることでしょう。
自分自身を卑下せず好きになること、それがコンプレックス克服の第一歩なのです。